未体験の値上げラッシュ...家計への影響どれくらい? まずは「出費」見直して!ビジネスパーソンにオススメ節約術とは【ひろ子ママの教訓 その106】

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   きょうは50代のNさんがいらっしゃっています。

「2022年になってから値上げに関する記事を多く見かけます。コロナも落ち着かないままに、次は値上げか......と、暗いニュースばかりですね。給料も上がる気配もないので、このまま何もしないで『大変だ』と言っているだけじゃまずいなと思ってきました」
  • 日常の中での節約にも目を向けましょう、というお話!
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円高&物価上昇の影響について事前に知っておく

お悩み中

   「値上がりがやばいやばい......」と思うだけでは状況は変わりません。すでに値上がりは始まっていますが、まずは、これからどれくらい変わるのかを知っておきましょう。先日、ペットボトルの値上げのニュースもあり、知らないでは済まされない時代がやってきました。

   「食パン」「小麦粉」「ハム・ソーセージ」「冷凍食品」「ティッシュペーパー」「カップ麺」など、さらに電気代・ガス代とさまざまなものが「5?10%」値上がりしていきます。

   たとえば、5%物価が上昇すると考えた場合、家計に与える影響がどれくらいなのかを知っておくといいと思います。手取りに対して物価5%の与える影響は、手取りが20万円だと1万円、30万円→1万5000円、40万円→2万円、50万円→2万5000円となります。もし物価上昇が10%となった場合は、先ほどの2倍です。

   お金の心配は仕事や生活に悪影響を与えることも。貯蓄を切り崩す生活にならないように、節約方法を考えていきましょう。

ビジネスパーソンだからこそやった方がいい理由

ガッツポーズ

   節約の目安がわかったらさっそく、なるべくストレスがかからないような節約をはじめていきましょう。

・固定費を減らす

   音楽や映画の配信サービス、電気代、通信費などクレジットカードの明細や銀行引き落としの中に、利用していないのに引き落とされているサービスがあれば見直してみましょう。

   あまり使っていないクレジットカードで年会費がかかるもののも、サービスが価格に見合っていなければ解約してもいいと思います。毎月1000円くらいのサブスクリプションだと、そこまで負担に感じることはないですよね。しかし、塵も積もれば山となります。

   電気代やスマホなどのサービスも割安なものに切り替えもおすすめです。調べて、解約、契約する手続きに時間はかかりますが......。仮に、月1万円節約できたとしたら、年間12万円です。「12万円の貯蓄に手をつけずに済む!!」と思えば、やり遂げられるのではないでしょうか。

・習慣を改めてみる

   一番簡単な節約は、「買わないこと」です。とは言いつつ、何がなんでも「買わない」というのはストレスになりますよね。

   そこで、定期購読しているが読んでいない雑誌、会費を払っているのに月に1回しか行っていないジム、なんとなく買ってしまうコーヒーなどあれば、購入前に「本当に必要なものなのか」考えてみましょう。一度辞めてみると、買わなくても平気だなと思うかもしれませんし、「やっぱり必要なものだな」と思ったらまた購入すればいいだけです。

   長い目でみると物価上昇によって、会社員の賃金上昇が期待できるかもしれませんが、今すぐには難しいところです。日常の中での節約は、手続きが面倒なこともありますが、「知っている人・知らない人」「やっている人・やっていない人」では大きな差が出てしまいます。

   投資などで稼いでいる人も、実は日々の生活の中ではあらゆる節約をしている人もいます。そして、浮いたお金を必要なことに使っているのですね。Nさんも未経験の値上げラッシュに向けて、ストレスなく節約をして、使うべきことや貯蓄や投資にお金を使えるように工夫が必要していきましょう。

(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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