きょうは50代のNさんがいらっしゃっています。
「2022年になってから値上げに関する記事を多く見かけます。コロナも落ち着かないままに、次は値上げか......と、暗いニュースばかりですね。給料も上がる気配もないので、このまま何もしないで『大変だ』と言っているだけじゃまずいなと思ってきました」
円高&物価上昇の影響について事前に知っておく
「値上がりがやばいやばい......」と思うだけでは状況は変わりません。すでに値上がりは始まっていますが、まずは、これからどれくらい変わるのかを知っておきましょう。先日、ペットボトルの値上げのニュースもあり、知らないでは済まされない時代がやってきました。
「食パン」「小麦粉」「ハム・ソーセージ」「冷凍食品」「ティッシュペーパー」「カップ麺」など、さらに電気代・ガス代とさまざまなものが「5?10%」値上がりしていきます。
たとえば、5%物価が上昇すると考えた場合、家計に与える影響がどれくらいなのかを知っておくといいと思います。手取りに対して物価5%の与える影響は、手取りが20万円だと1万円、30万円→1万5000円、40万円→2万円、50万円→2万5000円となります。もし物価上昇が10%となった場合は、先ほどの2倍です。
お金の心配は仕事や生活に悪影響を与えることも。貯蓄を切り崩す生活にならないように、節約方法を考えていきましょう。