2022年は「EV元年」! だが、運転経験者2割以下、保有率わずか1%...普及に課題 まずは乗ってみよう

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EV普及に向けて...カーシェアやレンタカー利用を参考に

   1回の満充電で何キロ走るかを示す航続距離(WLTCモード)について、日産リーフやテスラなど国内外のモデルのカタログ数値を知っているか尋ねたところ、68%が「知らない」と回答。具体的なカタログ数値を知っているのは32%にとどまった。

   日本国内では三菱自が2009年にアイ・ミーブ、日産が2010年に初代リーフを発売するなど、量産EVの市販では世界の先頭を切った。ところが、先進性と販売台数の両面で米テスラに抜かれ、世界市場で日本メーカーのシェアは高まらなかった。

   日産、三菱自に続き、ホンダ、マツダもこれまで欧州と日本でEVを発売したが、日産リーフ以外はユーザーの広範な支持を得られず、普及が進んでいない。

   パーク24は、首都圏と関西圏を中心に計約100台のEVをカーシェアリングサービスで用意している。EV運転経験者が2割に満たない中、こうしたカーシェアやレンタカーで、まず体験してみる人をいかに増やせるかが、当面の課題だ。(ジャーナリスト 岩城諒)

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