ロックダウン続く中国、不安定な米国株が国内景気回復の足引っ張る?(5月23日~27日)【株と為替 今週のねらい目】

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   2022年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する「ゼロコロナ政策」によるロックダウンが続いている中国。その影響で中国経済の減速、さらには日本でも家電製品の入荷停止などの影響が出はじめている。

   加えて、米国でも経済指標が市場予想を下回っており、景気の重しになっているとの懸念がある。米国株が不安定になり、日本株への影響が懸念される。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 日本の景気回復への道は遠い......
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東京株式市場 米国株に不安定な動き

日経平均株価予想レンジ:2万6000円~2万7300円

2022年5月20日(金) 終値 2万6739円03銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、もみ合いか。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、米ニューヨーク株式市場のダウ平均株価の大幅続落に反して、2週間ぶりに上昇した。

   今週の日経平均株価は、もみ合いとなりそうだ。日本株に対しては割安感があるとの指摘が多く聞かれ、上値を試す展開も期待できそうだ。

   ただ、一方では新型コロナウイルスの感染拡大からロックダウンの影響によって中国経済の減速が懸念され、加えて米国でも経済指標が市場予想を下回るものが多く出ていることで、景気悪化の懸念が出ている。

   インフレ抑制に金融政策を正常化することは長期金利の上昇を招き、それが米国の景気の重しとなっているとの懸念も出ており、米国株は不安定な動きが続きそうで、日本株への影響も懸念されるため、米国市場の動向に注目したい。

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