話題の新ビジネス「メタバース」日本利用者「5%」にとどまる だが、ANA、ソニー、野村...国内企業も注目、参入&強化に意欲!

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「本当に正しく知ってるか」テストの全問正解2.6%

   さて、次の質問とその結果が非常に興味深い。「認知」している人、つまりメタバースを「知っている」と答えた3147人(43.4%)を対象に、「これはメタバースかどうか?」というテストを10項目出した=図表2参照。残念なことに、全問正解は2.6%、不正解が97.4%という結果となった。

(図表2)メタバースを正しく認識しているか、テストしてみると...(MMD研究所調べ)
(図表2)メタバースを正しく認識しているか、テストしてみると...(MMD研究所調べ)

   正答率が最も高かった項目は「メタバースはパソコンから参加できない」が94.0%だが、逆に、誤回答率がもっとも高かった項目は「メタバースでは音声での会話ができる」で74.1%の人が間違えた。

   また、「メタバースはスマートフォンから参加できる」も誤解していた人が72.8%もいた。スマートフォンの画面が小さいので、誤解を招いたのだろうか。もちろんメタバースは、パソコンからもスマホからも参加できるし、音声での会話もできる。

   続いて、調査対象者全員(7255人)に、興味のあるメタバースのジャンルを聞くと、「ゲーム」が19.9%と最も多く、次に「音楽・ライブ」が17.8%、「ショッピング」が12.5%となった=図表3参照

(図表3)興味のあるメタバースのジャンル(MMD研究所調べ)
(図表3)興味のあるメタバースのジャンル(MMD研究所調べ)

   ところで、メタバース利用経験者355人に、メタバースを利用した際のデバイス(複数回答)を聞くと、「スマートフォン」(59.4%)が最も多く、次に「パソコン」(42.8%)、「ゲーム機」(37.2%)、タブレット(34.1%)、となった=図表4参照

(図表4)メタバースを利用したデバイス(MMD研究所調べ)
(図表4)メタバースを利用したデバイス(MMD研究所調べ)
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