残業減り、増えた「使える時間」どう活かすか? 稼げる人がしてきた「他流試合」の効用(高城幸司)

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自分なりに自社や業界を理解するいい機会になる!

   振り返ると、自分も20代のうちにたくさんの他流試合をしていたように思います。同世代の異業種の友人を集めて、1テーマで討議する企画を頻繁に行いました。

   その当時はインターネットの普及する前でしたが、ネット普及後にビジネスはどのように変わるのか?などとテーマを設定。広告代理店、メーカー、金融機関などさまざまな業界の立場で議論をしたことを覚えています。

   20代ですからそれなりの知見かもしれませんが、各業界の代表者になったつもりで発言するように決めていました。自分なりに自社や自分の業界を理解する機会をつくったので、それもいい勉強になったと記憶しています。

   コロナもやや落ち着いてきた状況でもあります。リモートにこだわらずに、対面での取り組みとしても考えてみてはどうでしょうか?

(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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