日経平均株価は2万7000円台の回復を試す動きか?(5月16日~20日)【株と為替 今週のねらい目】

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   米国の金融引き締めへの警戒感が後退したことで、米長期金利の上昇に歯止めがかかった。米国株の下げが底入れしたとみられ、日経平均株価もジワリ、上がりそうな気配が......。

   ただ、日米の金利差の拡大はまだまだ続きそうで、円安懸念は消えていない。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 上昇するか!? 日経平均株価
    上昇するか!? 日経平均株価
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東京株式市場 米国株が底入れ!?

日経平均株価予想レンジ:2万6000円~2万7300円

2022年5月13日(金) 終値 2万6427円65銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、堅調な展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、米国の金融引き締めへの警戒感を背景に米国株が大幅下落したことを受け、大幅反落した。週末の13日には反発したものの、2万6500円を回復することができなかった。

   今週の日経平均株価は、堅調な展開となりそうだ。2万7000円台回復を試す動きとなる可能性もある。日経平均株価の下げをけん引した米国株が、米国の金融引き締めの警戒感が後退したこと、米国の長期金利の上昇に歯止めがかかったことで反発に転じた。

   米国株の下げが底入れしたことで、米国株の上昇に足並みを合わせ、日経平均株価も上げ基調をたどる可能性が高い。ただ、米国株の復調は米国の金融政策の行方次第であり、米国の経済指標の結果には十分に注意する必要がありそうだ。

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