なぜ30代のUターン転職は多いのか? 成功の秘訣&失敗の要因に迫る

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地方の中小企業はUターン人材を求めている!

   「どうせ地元にキャリアを活かせる仕事なんてない」とUターン転職をあきらめている人も多いだろう。地方企業の求人票は、大手転職サイトには集まりにくいからだ。

   しかし、実際には、地方の中小企業でもUターン人材を採用したいモチベーションは高くなっているという。

   リクルート社のレポートによると、地方の中小企業では「2社に1社は欲しい人材を集められていない」という現実がある。また、「中途採用の3割が3年以内に離職する」ので、人材不足が常態化している。

   だから、Uターン人材を採用した経営者の多くは「Uターン人材は優秀な人が多い」と歓迎しているのだ。

   Uターン転職の希望者は、情報を収集し、企業を決め、いざ面接という段階で重要になるのが自己PRだ。企業側の関心は「なぜ転職するのか」と「自社のメリット」の2つだ。

   「ワークライフバランスを改善したい」とか「地方を活性化したい」という理由はNGだ。自分の言葉で語るには、「この先の人生をどう生きていきたいか」「自分の強み、キャリアとは何か」を自分に問い、考えを深めていくことが大切だ、と強調している。

   そして、当該企業の理念や業務内容、市場での優位性などを企業研究したうえで、自分の力を発揮するのに最適の場所であることを語ればいい、とアドバイスしている。

   転職後に早く新しい職場に慣れるためにすべき5つのことを挙げている。

・積極的にコミュニケーションを取る
・わからないことは素直に聞く
・文化が違うことを受け入れる
・職場の人間関係を把握する
・転職後3か月は様子を見る
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