ヘンリー王子、ライバル社への「特ダネ提供」に騒然!!
ネットフリックス社との「独占契約」をめぐってトラブルになっているのは、メーガン妃だけではありません。夫のヘンリー王子がライバル社のインタビューで「特ダネ」を披露して、ネットフリックス社幹部を激怒させている、というニュースが飛びこんできました。
Prince Harry upsets Netflix bosses after rival NBC interview
(ヘンリー王子がライバル社NBCのインタビューに出演してネットフリックス幹部を激怒させている:ニュージーランドメディア)
ヘンリー王子は、2022年4月にオランダのハーグで開催された負傷した兵士のためのスペシャルオリンピック「インビクタス大会」を題材にした番組をネットフリックス社と制作中ですが、大会前に「極秘」で英国に立ち寄ってエリザベス女王に面会したことを、こともあろうかライバル社NBCのインタビューで披露してしまったのです!
ヘンリー王子とエリザベス女王の「再会」は、ごく一部の関係者だけが知る「トップシークレット」だっただけではなく、世界中が注目する話題だけに、ネットフリックス社としては自社の番組内で披露することを望んでいたとのこと。ヘンリー王子の対応に、幹部だけではなく、社内中に「困惑の声」が広がっていると報じられています。
こうしたなか、ヘンリー王子夫妻の「才能」を疑問視するような報道も増えてきました。
Meghan and Harry "are only good at moaning about the royal family"
(メーガン妃ヘンリー王子は、王室への不満を言うことが得意なだけだ:英メディア)
be good at~:~が得意
'Her celebrity is fading' Meghan struggling to remain relevant after Netflix humiliation
(名声に陰り?ネットフリックスで面目を失ったメーガン妃が、栄光を保とうと苦戦している:英デイリーエクスプレス)
巨額の「独占契約」にも関わらず、なかなか作品は発表されないし、あげくの果てにはライバル社に「特ダネ」を提供。結局、「英王室ネタ」の暴露ばっかり...。
メーガン妃とヘンリー王子の「社会デビュー」は、シナリオ通りとはいかないようです。
それでは、「今週のニュースな英語」は「be good at~」を使った表現を取り上げます。「~が得意」という意味の慣用句ですが、こうした基本的な表現を上手く使いこなせるようになると、バリエーションが広がります。
My father is good at cooking
(私の父は、料理が得意だ)
I'm good at sports
(私は、スポーツが得意だ)
I'm not good at sports
(私は、スポーツは得意ではない)
Warren Buffett says the best thing you can do is 'be exceptionally good at something'
(ウオーレン・バフェット氏は、「何かに群を抜いて得意になること」が最良のことだと言っている)
「打ち切り」となったアニメ「Pearl」について、メーガン妃は「ヒロインは日々の困難を乗り越えようと、自分探しの旅に出る」とその構想を語っていました。英王室を離脱した夫妻の「自分探しの旅」はどこにたどり着くのか。真価を問われるこれからが、旅の本番です。
(井津川倫子)