ゴールデンウィーク明けも株式市場は神経質な展開か!?(5月9日~13日)【株と為替 今週のねらい目】

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   コロナ禍の規制が3年ぶりに解除されたゴールデンウィークが終わり、東京株式市場に活気が戻ってくる。企業の決算発表が本格化する。

   急激に進んでいる円安相場を、企業がどう見ているのか、どの程度の影響があるのか――。どうなる! 今週の株と為替!!

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東京株式市場 本格化する企業の決算発表

日経平均株価予想レンジ:2万6500円~2万7500円

2022年5月6日(金) 終値 2万7003円56銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、神経質な展開となりそうだ。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、米国市場の乱高下に引きずられる展開となった。3~4日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.5%の利上げと量的引き締めが決定したことから米国株式市場が乱高下し、日経平均も大きく下落する局面もあったが、週末には切り返し、2万7000円を回復して取引を終えた。

   今週の日経平均株価は、引き続き、神経質な展開となりそうだ。連休中の米国株式市場の大幅下落を受けても、日経平均は切り返して上昇する強さを見せている。

   ただし、本格的な上昇への手掛かり材料には乏しく、さらに米国市場が落ち着きを取り戻していないため、米国市場に引きずられる展開となりそうだ。

   今週は、特に米国の金融政策を左右する消費者物価指数などの経済市場が発表されるため、注意が必要だろう。国内では連休が終わり、企業の決算発表が本格化することから、個別株物色中心の取引となりそうだ。

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