「一人あたりの月間成約額」が大きく改善
JACリクルートメントの株価は、今年に入り2022年1月4日に2140円の年初来高値を付けていますが、その後は下落しており、3月8日には1711円の年初来安値に。直近では1800円台で推移しています。
コロナ禍の影響がひと息つき、本来の「人手不足」が顕在化することで、JACリクルートメントの業績は回復しつつあります。コンサルタントの採用が進んでいるだけでなく、コンサルタント一人あたりの月間成約額も、2020年12月期の181万円から、2021年12月期には228万円へと大幅に改善し、当面の目標である240万円に近づいています。
また、国内事業が中心ではあるものの、外資系企業や海外進出企業に求められる国際人材の紹介に注力しており、「国際領域の事業比率」は61%に達しています。
現在、中長期的な成長に向けた経営方針として「JAC as No.1 人材紹介のプロフェッショナル集団として質と収益で世界No.1を目指す」という壮大な目標を掲げています。これが達成された暁には、株価も急上昇することでしょう。(こたつ経営研究所)