勤め先からの自立のススメ...副業で成功するには「稼げるライフワーク」見つけよう!【尾藤克之のオススメ】

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注目すべきはプライベートカンパニー

   個人事業の場合、経費にできる支出は例外扱いなので、節税できる範囲が限られます。プライベートカンパニーの支出は原則として経費になります。

「税金を侮ってはいけません。収入から引かれる税金が圧倒的に少ないので、お金が増えます。増えたお金を次の投資に振り向けられるので、さらにお金が膨れます。膨れたお金をさらに次の投資に振り向けられるので、さらに増えます。そんな好循環が期待できます。こうした仕組みは、法人を想定して組み立てられています」(坂下さん)
「プライベートカンパニーにする方が、いろいろな出費を経費化して、節税することができるのです。たとえば、社長の給料は個人事業のままでは経費になりません。ところが、プライベートカンパニーであれば、社長の給料が経費になるので、その分を節税できます。仕事で使う車をプライベートカンパニー名義にすれば、車に関連する出費も経費になります」(同)

   坂下さんは、お金が外に出ていく原因は2つだと言っています。すなわち、「支出」と「税金」です。だから、この2つを減らすことはポイント。税金を減らすために支出を増やす人がいますが、大変です。お金が貯まらないので、やめた方がよいでしょう。

   何を副業にしたらいいか? どうしたら起業を成功させられるか? 本書を読むことで、その基本となる「ライフワーク」を見つけ、40代で準備、50代で行動するための働き方が学べます。

(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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