ネガティブな感情への対処法...その時、考えていたことを確認しよう【尾藤克之のオススメ】

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ポイントはどこに意識を向けるか

   「『引き寄せたい望みと正反対のこと』に意識を向けている」――このことについて、ほかのケースでも考えてみましょう。インフルエンザの季節になって、あなたは以前、インフルエンザにかかって調子が悪くなったことを思い出したとします。仕事にも行けなかったし、いろいろやりたいことができなくなりました。「今年は健康でいたい」と強く思いました。

   ところが、インフルエンザになったという記憶と、またインフルエンザにかかるかもしれないという「不安」のほうが、ときとして「健康でいたい」という「願望」よりも強くなっていることに気づきませんか? 以下のようなケースにもあてはまるでしょう。左が「願望」で、右が「不安」です。

・健康でいたい。 願望←→不安 病気に罹りたくない。
・お金持ちになりたい。 願望←→不安 お金がない生活をしたくない。
・お友達がたくさん欲しい。 願望←→不安 一人でいたくない。
・新車が欲しい。 願望←→不安 今の車は気に入らない。

   多くの場合、「願望」ではなく、「不安」に焦点が当たりやすくなります。そして、ネガティブに焦点を合わせれば、ネガティブが引き寄せられます。いま、望まない経験をしているなら、望まない何かに意識が向けられていないかチェックしたほうがいいのです。これがよく言われている「引き寄せの法則」を簡単に説明したものです。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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