スタートアップ企業の挑戦! でも、コロナの影響で製品が間に合わず...
今回が初出展という「TUOPIC GAMES(トーピック ゲームズ)」は、スタートアップ企業だ。起業したのは2021年の春。社長の陳さんがゲーム好きだったことから、米国ゲームメーカー大手Alderac Entertainment Group社(AEG社)の新作ゲーム「CUBITOS(キュビトス)」日本語版の製作・販売権を取得し、ゲームマーケットに臨んだそうだ。
陳さんは、ステイホームの暮らしの中で、小さい子どもから大人まで楽しく遊べる「キュビトス」は、きっと日本でもニーズがあると信じて先行投資に踏み切った。しかし、新型コロナウィルスの影響で日本語版の完成が間に合わず、販売戦略上でも重要な位置づけだったゲームマーケットで、まさかの予約販売の告知だけになってしまったそうだ。スタートアップ企業である同社にとっては大きなハンデとなった。
ここまでは、ゲームマーケット2022春を取材した中で新規ビジネスやスタートアップ企業を中心に伝えた。出展企業の想いやこれからについては<知られざるアナログゲームの世界...意外なアイテム、大喜利ゲーム、ゴジラも登場 ゲームマーケット2022春をリポート!(2)>に続く。
(会社ウォッチ編集部)