これまでやってきたことを形にしてみる
定年後は「これまでやりたいと思っていたことをやろう」と希望が出てくるかもしれません。でも、そのやりたいことが市場から求められることと離れすぎていたら、残念ながらお金にはなりません。
そこで、「やってみたいこと」と「できること」を紙に書いてみましょう。最初はなかなか出てこないかもしれませんが、思いつくままどんどん紙に手書きで書いてみましょう。
・やってみたいこと
これまでやってみて楽しかったことなども書き出してみましょう。
・できること
得意なことやよく知っていることなどを書きましょう。できるけど、あまり好きでないことも書き出してみましょう。
書き出したら、どれが人の役に立つか、お金の発生するものなのかを考えてみましょう。あまり好きではなくても苦ではない程度のもの、それが人の役に立つものならば、それが今のNさんにとっての価値のある部分だと思います。
今すぐ起業や転職をしなくても、自分の価値を棚卸ししておくことは大事です。ただ、数年経つとNさん自身や市場も変化しているので、定期的にやってみるのがおすすめです。