「炊飯ジャー」の中国市場の伸長に期待
象印マホービンの主力製品は炊飯ジャーで、高齢化により高級路線が進んだものの、今後は人口減少による内需縮小の影響を大きく受けそうです。
国内事業は利益率が低く、海外展開を図っていますが、売上高ベースで3割強とまだまだ小さいのが現状。収益性の高い中国市場の伸長が期待されます。
その一方で、製品の原材料となるニッケルなどの金属や樹脂などの高騰が利益を圧迫する不安があります。
象印マホービンの株価は、コロナショック明けの2021年4月2日に2218円を記録しましたが、今年1月19日には1293円の年初来安値を記録。現在は1370円近辺で推移しています。(こたつ経営研究所)