ウクライナ危機が追い討ち!
一方で、3月の企業物価指数は前年同月比9.5%上昇と、第2次石油危機の影響が残る1980年12月以来の高い伸び率となりました。値上がりしたのは744品目のうち526品目と全体の7割を占め、2%のCPI(消費者物価指数)の上昇もあり得るのではないかといわれています。
ただ、給料の伸び幅が物価の伸び幅と連動していないので、今後スタグフレーション(景気が後退していく局面で物価上昇〈インフレーション〉が同時進行する現象)の可能性も捨てきれないと思われます。
さて、現状の円安ドル高にロシアによるウクライナ侵攻の影響は織り込まれていません。そうなると、ウクライナ危機が長期化すると、さらに日本は非常に大きな経済的損失を受けるのではないか、と危惧しています。
では、また!(馬医金満)