小室圭さん「2度目」のチャレンジ失敗に、海外メディアがなぜか「無関心」なワケ(井津川倫子)

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「小室夫妻追っかけ」英メディアが注目したのは...

   ここで気になるのが、小室夫妻がニューヨークに移住してから、ことあるごとにお二人の様子を写真入りでウオッチしてきた英紙デイリー・メールです。「小室圭さん不合格」をどのように報じているのかと調べてみると......。

Will it be third time lucky?
Princess Mako's 'commoner' husband Kei Komuro fails bar exam for a SECOND time
(3回目こそ幸運が?プリンセス眞子の「一般人夫」の小室圭さんが2度目の司法試験に不合格だった:英紙デイリー・メール)

   デイリー・メールは、わざわざ「SECOND」と大文字で記載して「2度目の挑戦」だったことを強調。「Will it be third time lucky?」と、「3度目」の挑戦に幸運が訪れることを願っているような見出しですが、記事を読むと注目ポイントは別にある様子。

   小室圭さんを「追っかけ」していたのか、結果発表の日に弁護士事務所に出勤する圭さんの写真を掲載していますが、注目しているのは「髪形」です。複数のアングルから写した上半身アップの写真を何枚も掲載して、スーツ姿の圭さんの「ポニーテール」を詳細に分析しているのです。

   デイリー・メールによると、「結婚以来伸ばし続けている長髪」を後ろで結んだポニーテールは、圭さんの「唯一のこだわり」だとか。ニューヨークに移住してから「low-key」(控えめ)な装いを好んできた圭さんが、「the only sign of his more trendy New York aesthetic was his ponytail(ニューヨークっぽい流行をポニーテールで表現している)と分析していました。

   小室夫妻を追っかけてきた英タブロイド紙にとって、試験の合否よりも髪形や服装の方がネタになるようです。

   それでは、「今週のニュースな英語」は、「low-key」を使った表現を紹介しましょう。

The wedding was a low-key affair
(その結婚式はひっそりと行われた)

The wedding was a low-key affair with only 10 people attending
(その結婚式はたった10人が参列してひっそりと行われた)

She wanted to keep the meeting low-key
(彼女はひっそりと打ち合わせしたかった)

   実は、海外メディアは小室圭さんの試験結果にあまり関心が無さそうです。むしろ、眞子さんのメトロポリタン美術館への「就職」を報じるニュースの方が多く、他人の失敗よりも前向きな挑戦を評価する傾向を感じました。若い二人の今後に注目です。

(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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