円安止まらず1ドル=130円台に接近! 企業の4割が「経営にマイナス」、「プラス」は4%だけ

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最も望ましい円相場は「1ドル=110円」

   原材料などの仕入を輸入に依存する業種を中心に、原油高に加えて円安がジリジリと経営への痛手になりつつある。すでに、コロナ禍で業績回復が遅れた企業が多いだけに、円安がコスト高を招くかたちで追い打ちをかけている。

   また、「経営にとって望ましい円相場は1ドルいくらか」と聞くと、全体の中で最頻値の円相場水準は「1ドル=110円」だった。円安が経営に「マイナス」と回答した企業の望ましい最多レンジは「110円以上115円未満」の42.5%だった。希望レートより1ドル=14円~19円も円安が進んでいることになる。

   調査は、2022年4月1日~11日にインターネットによるアンケート調査を行い、有効回答5398社を集計、分析した。資本金1億円以上を大企業、1億円未満(個人企業等を含む)を中小企業とした。

(福田和郎)

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