世界のロイヤルファミリーにとって「美術」は身近な存在
それにしても、なぜ、海外メディアは眞子さんの「就職」に興味を抱くのでしょうか?
米FOXニュースが「Japan's former princess is now a museum worker」(日本の元プリンセスが今や美術館職員に)と報じているように、眞子さんの「転身ぶり」に関心が寄せられているようです。
じつは、世界のロイヤルファミリーにとって「美術」は身近な存在です。英国のキャサリン妃は大学で美術史を学んでいましたし、同じく英国のユージェニー王女はアートギャラリーのディレクターに就任しています。
報道によると、ロイヤルファミリーと「美術」は近しいものの、今回の眞子さんのように「職員」の身分で活動するのは異例だとか。
さらに、「これまで眞子さんは、同じく王室を離れたメーガン妃と並び称されることが多かった」と、わざわざ記載しているメディアがあるように、暴露本の出版やメディアとの独占契約で華々しく「転身」しているメーガン妃との対比が、注目を集めていると思われます。
それだけに、自らの資格を活かして美術館で「無報酬」で働く眞子さんの「堅実な転身」は、好感を持って受け入れられているようです。
それでは、「今週のニュースな英語」は、「land a job」(職を得る)を使った表現を紹介しましょう。
How to land a job at Google
(グーグル社に就職する方法)
How to land a high-paying job at Google
(グーグル社で高収入の職を得る方法)
My dream is to land a job at Google
(私の夢はグーグル社に就職することです)
実際は、眞子さんが「無報酬」で働くのは就業ビザを取得していないことも関係していそうですが、新たな一歩を踏み出した眞子さんにさらに注目が集まりそうです。
(井津川倫子)