眞子さん、NY名門美術館に「就職」! 海外メディア...同じく王室を離れたメーガン妃との「違い」に注目(井津川倫子)

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   小室圭さんと結婚してニューヨークに移住した眞子さんが、メトロポリタン美術館(MET)に「就職」したと複数の海外メディアが報じています。

   日本のジャパンタイムズ紙がいち早く取り上げたこの話題。眞子さんは無報酬のボランティアとして始動したようですが、元プリンセスが一般人と結婚して皇室を離脱し、外国で職を得るというドラマチックな展開を、各国メディアはどう伝えているのでしょうか?

  • 眞子さんがニューヨークのメトロポリタン美術館に「就職」したことが話題
    眞子さんがニューヨークのメトロポリタン美術館に「就職」したことが話題
  • 眞子さんがニューヨークのメトロポリタン美術館に「就職」したことが話題

「無報酬」ながら「アート界羨望の職」に就く

   第一報は、ジャパンタイムズ紙の記事でした。「Former Japanese princess Mako Komuro finds new role at New York's Met」(日本の元プリンセスの小室眞子さんがニューヨークのメトロポリタン美術館で新しい職を見つけた)と題した記事で、眞子さんがおそらくボランティアの立場で、同美術館のアジア美術の展示に関わるようだ、と伝えたのです。

   このジャパンタイムズ紙の一報を追いかけるように、各国メディアがこぞって眞子さんの「就職」を報じていますが、注目するポイントが異なるようです。見出しを比べるとそれぞれの「こだわり」が浮き彫りになります。

Japan's former princess Mako lands new job in NYC at the MET
(日本の元プリンセス眞子さんが、ニューヨーク州のメトロポリタン美術館の職に就いた:米セレブメディア)
land a job:職を見つける、職に就く

   ハリウッドスターやロイヤルファミリーなどセレブの話題を伝えるメディアは、眞子さんが「METの職に就いた」ことを強調しています。「land a job」「職を見つける、職に就く」という意味ですが、「憧れの職に就く」というニュアンスも含むそうです。

   たしかに、METといえば、ニューヨークのマンハッタンにある世界最大級の美術館で、同館への「就職」は相当な狭き門として知られています。あのすばらしい環境と所蔵品に囲まれて仕事をしたいというアート関係者は山ほどいるはず。そんな憧れの職に就いた眞子さんの「華麗なる転身」をイメージさせます。

Princess who gave up her royal life to marry a 'commoner' is now working as an unpaid intern
(一般人と結婚するために皇室生活をあきらめたプリンセスが、無報酬のインターンとして働いている:インドメディア)

Japan's former Princess Mako is now working as an unpaid volunteer at the Met
(日本の元プリンセス眞子さんが、今は無報酬のボランティアとしてメトロポリタン美術館で働いている:英紙デイリー・メール)

   眞子さんが「無報酬」で働いていることにフォーカスしたメディアも目立ちました。一般人と結婚するために皇室生活を手放したこと。さらに、一億円以上とされる「支度金」も断ったこと。日本を離れて新天地ニューヨークで新しい生活をスタートしたこと。小室さんが弁護士の資格取得を目指していること、などを淡々と伝える報道が大多数で、今のところ批判めいたコメントは見られません。

   それでも、「小室夫妻追っかけ取材」に力を入れている英紙デイリー・メールは、一筋縄ではいかない様子。眞子さんの職場は「超高級エリア・アッパーイーストサイド」にあり、夫妻が暮らす「luxury one-bedroom apartment」(豪華アパート)から車でわずか10分の距離だと、「恵まれた環境」をやたら強調していて、思わず苦笑してしまいました。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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