相談相手が家族なら「気兼ねなく言いたいことが言える」
こうした仕事上の悩みは、できることなら誰かに相談して、解決への糸口を見つけてほしいものだ。今回の調査では、「仕事での悩みを最初に相談する相手は誰か?」について聞いた結果、
36.2%「誰にも相談しない」
20.7%「家族」
13.2%「同僚」
9.2%「上司」
9.2%「友人」
という結果が得られた=図表2。最多だった「誰にも相談しない」理由はこうだ。
誰にも相談しない理由
・結局、自分で解決しなければならない事だから(50代・男性)
・人間関係の悩みは相談しても解決しないと思うから(30代・女性)
・解決にならないことが多いためです。(50代・男性)
・嫌なら転職すればと言われるのが決まっているから、自分が選んだ仕事だし、相談できない(50代・男性)
とはいえ、人に相談しないよりは、できたほうが、望ましいことは間違いない。2位の「家族」に相談する理由を見ると、「気兼ねなく言いたいことが言えるから。(40代・女性)」、「1番自分を理解している人だから話しやすいから(20代・女性)」。
また、3位の「同僚」に相談するのは、「同じ会社で働いているため、同じ悩みを共有できるから(30代・男性)」、「会社の状況をよく知っているから(50代・男性)」、「同じ悩みを持っている同僚に悩みを打ち明け気を紛らわす。(60代・男性)」といった声が出ていた。
調査結果を受けてNEXERは、
「誰かに相談することで悩みの解決まではできなくても、少しは気持ちが楽になることもあるかもしれないので、悩んでいたら誰かに相談してみるのも良いかもしれません」
としている。
なお、調査は2022年4月2日~4日、NEXERの運営するアンケートサイト「ボイスノート」を利用した。対象は、会社勤めの男女1000人。