為替介入する? しない??
ここで注目を浴びているのが、日本政府が為替介入を行うかどうかという点です。
政府が最後に為替介入したのは、東日本大震災が起きた2011年で、投機的な動きから10月31日に円相場が1ドル=75円台と最高値を付けたときでした。ゆえに、一般的には為替介入は作動しないといわれています。また、アメリカの同意が必要ともいわれており、発動にはプロセスを踏む必要もあります。
ただ、財務省の神田眞人財務官が「日米の通貨当局間で緊密な意思疎通を図っていくことを確認した」と、一歩踏み込んだ発言をしたことで、今後の為替介入もあり得なくはなさそうな雰囲気になってきました。
為替介入の有無によっては、株価にも大きな影響を及ぼすので、今後も最優先に注目していきたいと考えています。
では、また!
(馬医金満)