「総合満足度」は1位でも「通信品質」は最下位
こうしたことから、楽天モバイルは切り替え対象地域内でも、地下鉄や地下街、屋内施設、観光地などの電波が届きにくい地域は、引き続きKDDIによるローミングサービスを使用。また、ユーザーからの問い合わせ窓口をつくり、苦情に対応するという。
実際にいつごろに利用者が住む地域が楽天の自社回線に切り替わるのかは、楽天の公式サイトの「通信・エリア」と、KDDIの公式サイトの「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」で、それぞれ区市町村ごとの詳細な地図を公開しているので、確認できる。
楽天については、基本料金「0円」の安さが人気を誇っているのは確か。モバイル専門の市場調査会社、MMD研究所が3月14日に発表した、大手のサービスブランドのユーザーを対象にした「2022年3月 MNOの満足度調査」では、「Rakuten UN-LIMIT 6」が「総合満足度」では1位となった。しかし、「通信品質」分野の満足度では最下位という「いかにも楽天」らしい結果になっている。