きょうは50代のMさんがいらっしゃっています。記念すべき100人目です!! おめでとうございます。
「まわりに雇用延長する方が増えてきました。私もこのまま、今の会社で雇用延長しながら働き続けたいと思っています。ただ、すでに雇用延長している人から『仕事がなくて暇』『やりがいを感じない』という話を聞くこともあります。一方では、50代の頃と変わらない様子で生き生きと働き続けている人もいるとも聞きます。後者になるためには何を工夫したらいいでしょうか」
企業の業務自体も変化している
雇用延長したら、仕事がなくなるというわけではありません。ビジネス環境の変化によって企業の業務自体が変化しているため、それに対応できる人が優先的に仕事を振られるというわけです。たとえば、既存業務のデジタル化が進んだら、それに対応できる人が重宝されます。一方で業務の自動化が進んだら、その業務を担当していた人の仕事がなくなってしまうわけです。
だからといって20代、30代の世代が元からデジタル化に詳しいかどうかというと、必ずしもそうでもありません。業務の変化があれば受け入れ、自ら対応させているだけです。
そんな中で、
「デジタル化なんてついていけないから、若い人に任せておけばいい」
「今までこのやり方で成功してきたから、新しいやり方に変える気はない」
と、こんなことを言っていたら、企業からお願いされる仕事もなく、企業側も配置転換もできませんよね。