東証の新市場区分がスタート! 投資家、影響見極め慎重な動きか?(4月4日~8日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 ドル高基調続く......

ドル・円予想レンジ:1ドル=121円00銭~125円00銭

2022年4月1日(金)終値 122円49銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、引き続き、ドルが堅調な動きか。

   前週のドル円相場は、ドルが上昇した。米国の0.5%利上げに対する観測が強まる一方で、日銀が指定した利回りで無制限に国債を買い入れる「指値オペ」を実施したことで、日米金利差拡大に対する思惑が強まり、ドルは一時1ドル=125円台に上昇した。

   今週のドル円相場は、引き続きドルが堅調な動きとなりそうだ。1日に発表された米国の3月の雇用統計の内容も改善しており、米国の利上げ観測は強く、日米の金利差を背景としたドル高基調が続く可能性が高い。米国の金融政策の方向性を裏付ける意味で、6日発表予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が注目されている。

   経済指標は、国内では4日に東証の新市場区分がスタート。5日に2月の毎月勤労統計と家計調査、7日に2月の景気動向指数、8日にオプションSQ、3月の景気ウォッチャー調査などが予定されている。

   海外では、4日に米国の2月の製造業受注、5日に米国の2月の貿易収支と3月のISM非製造業景気指数、6日にFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録(3月15、16日開催分)の公開などが予定されている。

(鷲尾香一)

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