米欧日とロシアの「経済戦争」戦線ゆるがす ウクライナ侵攻で注目集まる「仮想通貨」の存在

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現状、上昇基調にある仮想通貨の相場

   こうした動きの中、さまざまな見方、憶測も入り混じって、仮想通貨の相場は乱高下しつつ、いまのところは上昇基調にある。

   代表的仮想通貨ビットコインの日本の取引所の価格は、ロシア侵攻前の1ビットコイン=400万円程度から、3月1日に500万円レベルに跳ね上がった。ロシア、ウクライナ関連の「実需」のほか、「制裁で米欧日とロシアの間のお金の流れが遮断され、制裁の影響を受けない暗号資産を経由する動きが強まるという思惑が買いを呼んだ」と市場ではささやかれた。

   その後、一時、1ビットコイン=440万円程度まで下げ、再び上昇するなども荒っぽい値動きを続けながら、足元では540万円近辺で取引されている。

   米欧日とロシアの「経済戦争」の戦線は各方面に広がり、激しさを増す。(ジャーナリスト 白井俊郎)

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