スマホでテレビや動画を見る人のため大容量が必要に
それだけに、プライスリーダーのNTTドコモがどんな値下げプランを発表するのか、注目されていたが......。ふたを開けてみれば、「プラス80GBの大盛り料金」のオプション追加のみだったわけだ。
報道によると、3月23日にオンラインで記者会見を開いたNTTドコモ営業本部ahamo推進室長の岡慎太郎氏は、大容量に対応するサービスを開始した理由について、こう説明した。
「リモートワークで、スマホをパソコンにテザリング(通信の接続手段)して利用することが増えている」「アハモ利用者は30代以下が過半数を占め、スマホでテレビや動画を見る需要が高い」
また、当日は「他社では小容量プランを充実させているが、なぜ大容量を充実させる方向に出たのか?」「プラス80GBで合計100GBだけのオプションだが、なぜ他社のように複数容量をもうけないのか?」という質問が出た。これには岡氏は、
「低容量プランは、ドコモのギガホライトなどの選択肢を用意している」「ahamoが受け入れられているのは、オールインワンパッケージでわかりやすいことだ」
などと答えたという。