リモートワークで難しくなった「空気読む」コミュニケーション 必要な能力も変わってきた!【ひろ子ママの教訓 その98】

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相手が受け取るのは書かれた文字情報の時代

   たとえば、プロジェクトがうまくいっていなくて自分の機嫌がよくない時、「他の仕事が大変で・・・厳しい顔をしていたらごめん」と一言伝えるだけで、相手も「機嫌が悪いのは他の仕事のせいなんだ」と許容してくれることもあったでしょう。このように、相手に直接、言葉で伝えるだけで場の雰囲気は変わるものです。

   しかし、メールやチャットなどの文字のコミュニケーションだと、相手が受け取れるのは書かれた文字からの情報だけです。もしメールとは直接関係のない一時的な感情で、怒りにまかせてメールを送ってしまったら・・・それが相手に伝わります。

   Rさんが他の仕事のことで機嫌が悪かったとして、それに関係ない人に怒りの感情が含まれたメールを送ってしまったとしたら、相手はいい迷惑でしかありませんよね。しかも、メールは相手が消さない限り残ります。

   そこで、メールを作成する時は、感情を落ち着かせてから書きましょう。人間は夜にネガティブな感情になりやすいとも言います。本当に緊急な要件以外、夜に文章を作成するのは避けたほうがよさそうです。

   送る前に以下のことを確認し、メール内容を読み返してから送ってみましょう。

・伝えたいことは何か?
・読みやすいか?
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
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