世の中の「当たり前」を疑ってみる
暮らしていると会社、社会の中には「~しなくてはいけない」「~すべきだ」などさまざまな暗黙のルールみたいなものがあると思います。長くその環境で過ごしていると、当たり前すぎて、違和感を感じないようになっていることもたくさんあるのではないでしょうか。
もちろん誰かに迷惑がかかることや法律を破ることはダメですが、ふと「考えてみたらおかしいな」と思ったら、一度スルーしてみてもいいと思います。
たとえば、共働きの女性などの場合、「ご飯は手作りではないといけない」「家事も完璧にすべきだ」のような考え方が昔はあったと思います。今は、宅配サービスや出張のお料理サービスもあるので、少しずつ世の中の考え方が変わってきていますよね。このように「当たり前」だと思っていたことを疑ってみてはいかがでしょうか。
企業もVUCA時代の現在では、これまでの常識が通用しなくなっています。そこで「個を大切」にして、変化に対応できる人材を増やしたいと考えています。そのためには誰もが「個」の考えを持つことが重要なんですね。
Oさんも定例の会議に対して「いつも報告だけで終わって質問もないし、1時間もやる意味あるのかな」と感じていたら、その意見を伝えてもいいと思います。それで会議が30分に減って問題がなければ、ほかのことに時間も使えますし、生産性も上がりますよね。
「個を大切にする」ということ自体は実は特別なことではなくて、本当に自分の気持ちに向き合ってみることだと考えてみるといいかもしれないですね。
(ひろ子ママ)