なぜ不動産投資が適しているのか?
株、不動産、債券、商品、為替などの投資のうち、泉さんはなぜ不動産投資を勧めるのか。1つ目の理由は、インカムゲイン(資産の保有中に得られる収益)が大きいからだ。
2つ目の理由は、原本を大きく毀損しないからだ。買った翌日に価値が半分になるということはない。だが、1つ注意がある。買った翌日に価値が半分になるということはない。だが、1つ注意したいのは、購入後すぐに元本を大きく割る不動産、新築物件だ。
なぜなら、販売するために投下した広告費や売り手の人件費などが不動産価格に上乗せされるので、買った瞬間に不動産価格は下がるからだ。そのため、不動産投資の対象は中古物件が主となる。
3つ目の理由として、期限なく持ち続けられることを挙げる。株式投資での信用取引は「6か月以内に売買しないといけない」というように期限が設定されている。また、償還期限が非常に短い3か月限定の投資信託などには、金利が高いものがあるが、3か月たつとリセットされてしまうので、インカムゲインを長く得るのは難しい。
一方、不動産の場合は期限がないか、もしくは超長期間で設定されている。パラレルインカムを実践するには、不動産からの資産所得を得るので、ローンの返済原資は入居者からの家賃収入となる。