転職活動は、働きながら?退職してから? どっちが「お得」か...これだけ違うメリット&デメリット

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退職すると腰を据えて転職活動に取り組める

   一方、「退職してから転職活動をするメリット・デメリット」をみると(=図表3参照)、メリットでダントツの1位は「十分な時間がとれる」だ。これは、「働きながら転職活動をするデメリット」の1位、2位の「時間が限られる」「日程調整が難しい」の裏返しだろう。

   また、2位「スケジュール調整しやすい」、3位「リフレッシュ・リセットできる」、4位「自分を見つめ直せる」なども時間に余裕ができたためといえる。全体的に「時間にゆとりがある」メリットは大きい。こんな声が代表的だ。

(図表3)仕事を辞めてから転職活動をするメリット(ビズヒッツ作成)
(図表3)仕事を辞めてから転職活動をするメリット(ビズヒッツ作成)
「ゆっくりと時間をかけて会社の下調べができるなど、片手間にならずに集中できる」(29歳・女性)
「どこの会社がよいか、考える時間が十分にある」(49歳・女性)
「時間の融通がきくので、先方の日程に合わせやすい」(32歳・女性)

   腰を据えて転職活動に取り組めるのは、大きなメリットなのだ。

   また、3位の「リフレッシュ・リセットできる」は、精神面でも大きな効果があることを表している。

「辞めた直後は、社会から離れられた解放感を感じられる」(25歳・女性)
「平日の帰省や旅行など、これまでできなかったことができて、リフレッシュできる」(42歳・男性)

   退職する際、残っていた有給を消化するなど、長期的な休みをとる人が多く、気持ちを新たに就職活動に専念できることも大きい。

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