起床後3時間の「脳のゴールデンタイム」に注目を! 仕事と人生豊かにする「時間テクニック」とは?

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リモートワークの時間の使い方...やってはいけないことは?

   コロナ禍でリモートワークをしている人は「時間のメリハリ」がつけにくくなる。集中して、オーバーワークにならないように、働く時間をコントロールすることが大切だ。具体的に、

・1日のうちで最も生産性の高い起床後3時間に仕事をする
・普段の通勤時間にタスクを1つ片づける
・夜は仕事をしないと決意する

とアドバイスしている。

   反対にしてはいけないこととして次の行動を挙げている。

・好きな時間に起床し、始業時刻も終業時刻もバラバラ
・ついスマホに手を伸ばす
・昼食のあと、いつまでたっても仕事に戻らない
・仕事より先に家のことをする

   ちなみに、「仕事」だけではなく、「生活」にも1章割いているのも特徴だ。「好きではない」家事タスクにかける労力を減らすコツや、家事のルーティン化でムダな時間を減らす方法を紹介している。

    ルーティンをラクにするには、家事やモノを減らすミニマム化、ロボット掃除機など便利アイテムの活用、家事代行サービスなど有料サービスの導入も提案している。

   最終章「人生と時間」では、行動と行動の継続が望む時間への近道だとして、小さな時間の積み重ねの重要さを説いている。

   時間の過ごし方を見直すことで、仕事や人生についても新しいとらえ方ができるかもしれない。たくさんのヒントが詰まった本だ。

(渡辺淳悦)

「時短・効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本」
二間瀬敏史・吉武麻子監修
朝日新聞出版
1430円(税込)

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