最高の未来は自分で選ぶ! 迷い振り払い「人生大逆転」へ...元気と勇気もらえるオススメ本【尾藤克之のオススメ】

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   あなたは今、どんな人生を送っていますか? 社会が大きな転換点を迎え、生き方に迷う人が増えています。あなたの現在地がどこか、このままいくとどうなるか確認しなければなりません。

   お金の不安を抱いたとき、人間関係に苦しんでいるとき、このまま働き続けていいのか悩んだとき、人生の岐路に立ったとき、読んでもらいたい一冊を紹介します。

「本田健の人生を変える1分間コーチング」(本田健 著)大和書房
  • ときには立ち止まって、人生を考えてみませんか
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ある日を境にしてお金のルールがかわる

   私は書店によく行きます。最近、気づいたことがあります。それは「お金関係」の本が非常に多いことです。「お金の不安を無くす方法」「お金を簡単に稼ぐ方法」など、タイトルの多さが際立っています。しかし、その本に書かれていることをそのまま実践しても、お金持ちになり、成功することは難しいでしょう。理由は明白でそんな簡単なものではないからです。

   私たちが豊かな社会生活を営む上で「お金」は不可欠な存在です。お金を稼ぐために必死に頑張りますが、一生懸命働いてもなかなかお金は増えません。誰もが薄々感づいていると思います。お金持ち、あるいは裕福そうに見える人たちが、あなたよりも頑張って働いているわけではないということを。

   お金があれば「人生がよくなる」と考えている人は少なくありませんが、では実際はどうでしょうか。若くしてお金を手にしてもこの先、何か取り返しのつかないことが起こらないとは限りません。セレブや有名人が手にしたすべてのものを失って、多額の借金を抱えたまま亡くなるニュースを目にすることがあります。

   これは、「お金のルール」が絶えず変わっていることを知らないからだと、著者の本田健さんは言います。2000年以降、不動産投資がブームになりました。しかし、リーマンショック発生と同時に、市場価格は下落します。買った値段の倍で売れると信じて疑わなかった不動産の価値が半減したのです。ある日を境にして「お金のルール」が変わりました。

   バブル経済も同じことです。「バブル崩壊」は、ある瞬間に発生した現象ではありません。「バブル崩壊」を体感できたわけではなく、誰もが気がつかずに、数年間をかけて生じてきた社会現象です。当時、1人10万円が相場のすし屋、座って30万円の銀座のクラブ。......これらも、ある日を境にして「お金のルール」が変わりました。

   仮想通貨などにもあてはまります。10年前、中央銀行を介さない仮想通貨の台頭や資本の形成などは誰も予想していませんでした。いまは、お金の概念そのものが変化しているので、既存の知識が豊富な人ほど理解ができません。全く新しいパラダイムシフトが発生しているのです。ここでも、ある日を境にして「お金のルール」が変わりました。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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