あらゆる資材の価格が高騰、モノが売れなくなる?
それはともかく、今後の事業活動に関して悲観的な見方が大半だ。とくに原油・天然ガスなどエネルギーや小麦の高騰によるマイナス影響を指摘する声が目立った。
「燃料価格の高騰、小麦価格の高騰など、社会全般にマイナス影響はある」(医薬品・日用雑貨品小売・北海道)
「原油高騰・液化天然ガス輸入抑制・株価下落など経済的にはマイナス傾向が続く。木材価格・資材価格などが高止まり予想で、収益を低下させる」(建設・北海道)
「物価上昇に伴う原材料費の上昇に加え、海外輸出が減少する恐れがある。経済制裁の発動にともない、アルミ製品などロシア産品の入手が困難になる」(機械製造・大阪)
「原油価格の高騰により、建設資材も高騰してコストが上昇していくことが予想される。不動産の高騰を招き、需要が減る可能性がある」(人材派遣・紹介・神奈川)
「原油高や空運・海運にも影響が出るので、国内での広告代理業ではあるが、広告主の動きが鈍くなる」(広告関連・東京)
「燃料費、材料費の高騰や調達の不透明への不安。設備投資などの遅れ」(鉄鋼・非鉄・鉱業・鹿児島)
「あらゆる資材の価格高騰、サプライチェーンの見直しが必要になり原材料価格の高騰は否めない」(機械・器具卸売・山口)