「いい人」として、これからも生きるの!? 「ギバー」のための疲れない生き方とは【ひろ子ママの教訓 その95】

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   きょうは50代のNさんがいらっしゃっています。

「昔から誰に対しても『いい人』でいたいという気持ちが強く、ギブアンドテイクのギブギブギブをやってきたつもりです。悪く言えば八方美人ですけどね。もちろん、感謝されることもありますし、人から気にかけてもらえるなど、いいこともたくさんありましたが、どちらかと言えば、疲れることも多かったかなと思います。これから会社以外の生活の場も広がっていくとして、ギバーとしてやっていくのは、どうなのかなと感じ始めたところです。」
  • 「与える人」は成功すると言われるが…
    「与える人」は成功すると言われるが…
  • 「与える人」は成功すると言われるが…

人は3つのタイプに分かれる!

   アダム・グラントの著者『GIVE &TAKE「与える人」こそ成功する時代』に書かれていますが、人は状況によって3つの顔を使い分けているそうです。

・ギバー
他人中心で相手に対して「自分は何ができるか」を考えながら行動する人。

・テイカー
自分中心で「自分の利益を優先して」考えて行動する人。

・マッチャー
ギバーとテイカーの中間。公平な関係性という考えのもとで行動する人です。相手に何かをしてもらったら返しますが、与えられなければ与えません。相手と自分との間で損得のバランスを考えます。まさに、一般的な「ギブアンドテイク」がこれにあたります。

   ギバーは相手に与えることで、相手からの信頼を得て、成功をおさめるケースが多いと言われています。ギバーから与えられた人は、ギバーに好意を抱いて、まわりに集まってくるんですね。そしてギバーには自然とチャンスが集まって、与えたものよりも多くの利益を受け取ることができるのです。心豊かに生きるためにはギバーとして生きることが最適と言えるでしょう。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
姉妹サイト