自分のスキルを俯瞰してみることが必要
20代、30代の頃は、仕事の振り返りや「なんでうまくいかなかったんだろう」と営業活動の振り返りをする機会も多かったと思います。しかし、役職や年齢が上がっていくにしたがって、組織の数字の振り返りはしても、自分自身のことを振り返る時間は減っているのではないでしょうか。
時代の変化に対応していく、これからも営業として続けていくには、あらためて自分のスキルを俯瞰することが大切です。組織としてだけでなく、個人の営業プロセスやマネジメントのプロセスを分解し、調子が悪い時だけでなく、調子がいい時も分析してみましょう。
仕事の責任が重くなっていくと、どうしても組織のことや部下の成長に力を注ぐなど、だんだんと自分自身のことが後回しになっていきます。「自分のことも振り返らなきゃ」と思っている方は多いと思いますが、目の前の課題に目が向いて、ついつい先送りにしてしまいますよね。
今すぐ、営業の仕事がなくなるわけではないので緊急なことではありません。でも、先のことを考えると、やはり準備が必要です。準備ができていないと、自分自身を急な変化に対応させるのは難しいですもんね。