脳科学、心理学、医学最先端研究から導き出した「自己管理法」...自分を思い通りに動かす!【尾藤克之のオススメ】

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交感神経を刺激する

   人間は、活動しているときはアクセルというべき交感神経が優位で、寝ているときはブレーキというべき副交感神経が優位になっていることが明らかにされています。

「睡眠中の副交感神経が優位なリラックス状態から、起床して交感神経が活発に働いて脳が活性化するまでは大体3~4時間かかるといわれるので、午前中の早い時間に仕事に身が入らないのは仕方ないかもしれません」(堀田さん)
「東京ガス都市生活研究所と千葉大学の李らによる共同研究では、シャワーや入浴の際、40度以下のお湯だと副交感神経が優位になるリラックス効果があり、41度以上のお湯だと交感神経が刺激されて、目を覚ます効果があるという結果が出ました。熱いシャワーを浴びて、仕事開始に備えてみてもいいでしょう」(同)

   本書で紹介されている大学の研究者と医師の提言は、脳科学・心理学・医学などの研究で学術的・科学的に実証されたものばかりです。コロナ禍でパフォーマンスがイマイチ上がらないという人にオススメしたい一冊です。

(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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