「SDGs」万博掲げる大阪...でも中小企業の活動不十分 そこで登場!イカ&タコ社長の関西弁「解説マンガ」

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立派な「SDGs活用ガイドブック」もつくったが...

   そんななか、中小機構近畿本部がカラフルなマンガ形式の「まんが版 中小企業のSDGs はじめの一歩」を作り、ホームページ上に公開したわけだ。

   物語は、イカス社長のところに納品の訪れた多幸(タコ)社長が、社員食堂でご馳走されるシーンから始まる。ヘルシーな料理が提供される食堂を見て、びっくりのタコ社長に、イカス社長は「健康経営ですねん」。社員がみなピカピカのバッジをつけているので聞くと、イカス社長は「これ...SDGsのバッジや。エス・ディ・ジーズいいますねん」。両者の口調が関西弁なのも、親しみを感じずにはいられない。

みんなSDGsのバッジを胸につけていることに驚くタコ社長(中小機構近畿本部公式サイト 「まんが版 中小企業のSDGs はじめの一歩」より)
みんなSDGsのバッジを胸につけていることに驚くタコ社長(中小機構近畿本部公式サイト 「まんが版 中小企業のSDGs はじめの一歩」より)

   そして、初めて知ったSDGsという言葉に「気づき」を得たタコ社長、「SDGs、スケール大きすぎて、何から始めていいか、わかりませんねん」と、そこから試行錯誤を繰り返すストーリーが続くのだ。

若手社員のアイデアから自然由来のシャボン玉を作ったタコ社長(中小機構近畿本部公式サイ 「まんが版 中小企業のSDGs はじめの一歩」より)
若手社員のアイデアから自然由来のシャボン玉を作ったタコ社長(中小機構近畿本部公式サイ 「まんが版 中小企業のSDGs はじめの一歩」より)

   実は、中小機構近畿本部は昨年(2021年)3月に、「中小企業のためのSDGs活用ガイドブック」(全56ページ)という冊子をすでにホームページ上に公開している。実際に大阪府内でSDGsに取り組む企業数社をルポするなど、本格的な解説ブックとなっていた。にもかかわらず、今回あらためてシンプルなマンガ版を出すねらいは何か。

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