職場の義理チョコ文化、反対?賛成?
一方で、職場のバレンタインで渡すものについては、78.3%が「チョコレート」、17.4%が「チョコレート以外のスイーツ」、4.3%が「酒類」という結果に。バレンタインに使う予算では、最多が「500円~1000円」で56.5%と半数を超えている。ついで、「1000円~3000円」が17.4%、「500円以下」と「3000円以上」はどちらも13.0%だった。
また、かねてから議論になりやすい、職場の義理チョコ文化についても聞いている。調査結果によると、職場で義理チョコを配ることについては、ネガティブな「反対」(33.3%)と「やや反対」(12.6%)で合計45.9%。それに対して、ポジティブな「賛成」(6.5%)と「やや賛成」(8.8%)で合計15.3%と、差が見られた。ちなみに、38.8%は「どちらでも良い」。男女別に見ると、「反対派の女性」は83.6%、「反対派の男性」は70.1%という結果も出た=図表3参照。
この調査を受けて同社は、
「コロナ禍でテレワークが普及し、職場で対面のコミュニケーション機会が激減したことで、バレンタインを渡す機会がなくなり、2020年から徐々に職場のバレンタインはなくなる傾向が見られ、コロナ禍前の2019年と比較すると激減していることがわかりました。また、『職場でのバレンタインがなくなり気が楽になった』や、『衛生面が気になる』などコロナ禍におけるバレンタインの存在価値について触れる意見も多数見られたことから、今後バレンタインの在り方そのものが変わっていく可能性が推測できる調査結果になりました」
とコメントしている。
なお、今回の調査は、男女20~69歳、1年以内~10年以上勤務している社会人(20人~1000人以上規模の会社に所属)を対象にインターネット調査をおこなった。サンプル数は565。