現在、就活続けている87.1%
調査では、「現在、就職活動(就活の一環としてのインターンシップ参加を含む)をしているか」と聞いたところ、「内定(内々定)を獲得し、就活を終了」とした人は2.4%(前年同期1.7%)にとどまっている。
そして、87.1%が「就職活動をしている」、10.5%は「まだ就職活動をしていない」という=図表4参照。調査を受けて同社は「1月はまん延防止措置が多くの都道府県に適用されたが、選考は止まらず進められたようだ」と見ている。
また、「内定(内々定)先企業から懇親会などフォロー対応はあったか?」についても聞くと(複数回答。対象は内定(内々定)獲得者)、多かった順に、「懇親会(オンライン)」が39.6%、「人事担当との面談(オンライン)」が34.3%、「先輩社員との面談(オンライン)」が23.5%、「懇親会(対面)」が20.5%、「特に案内はなかった」が15.7%だった。
オンラインによるコミュニケーションが図られている傾向はあるが、「懇親会(対面)」も20%を超えていて、同社は「まん延防止措置の適用で再びリアルな場でのフォローは減る可能性もあるが、より内々定者とコミュニケーションを深められるリアルへのニーズは強い」と分析している。
なお、調査は2022年1月25日~1月31日、23年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生419人を対象に実施した(本調査の結果を全体で見る場合に、文理男女別の回答格差をなくすためウエイトバックを行った)。