大企業の平均給与「月39万円」ってどうなの!? 経団連調査に驚きの声...これでは賃上げ無理?

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あきらめの声、うらやむ声、変えていこうとする人

   そして、こんなあきらめの声も――。

「サービス業、特に飲食業やホテルなどの宿泊業は過当競争なので、あげようにもあげられない。参入の敷居は低いし、また誰でもできてしまうところが給料の上がらない根元だと思います。なので、おそらくどうしようもないです」

   一方で、「やっぱり高い」とうらやむ声もあった。

「これよりずっと待遇の悪い経団連非加入企業・下請け・非正規は、この統計の対象外になっていることに留意すべし」
「20代の中では、年収400万円は高給取りです。今さらベースを上げたところで、毎月10万で生活できればよいと刷り込まれた価値観はなかなか変えられない。贅沢に興味をなくしていて、中古品でも最低限でよいとのこと」「ベースを上げて欲しいのは30代~40代のほうでは? と20代世代のグループと飲んでいる時に、今の賃金について質問をしたところ返事されました」

   やはり給与の話題ともなると関心が高く、こんな意見も寄せられた。

「一部上場企業に勤めている方は、(中略)難関を突破して入社した方だから、この程度は当然の待遇だろう」「俺は中小企業勤務だが、数年前から労働組合の執行部に入り、(中略)賃上げや待遇面の改善など格差是正に勤しんでいる」「上部団体からはリーディング組合との評価を受けている。中小企業、下請けの皆さんもエリートじゃなくてもやれることはある」
「ちょっと、ちょっと。あの人の給与はきっと...という昭和の井戸端会議。いつも人のことばっかり引き合いにして一喜一憂。『アリさんは夏に努力して冬にそなえたから』と、キリギリスがやっかんで『どれだけあるんだ?』と」

(福田和郎)

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