食べたいのは「栄養バランスがとれて健康的なランチ」
一方、ランチで健康的な食事を取れているのだろうか――。この疑問について調べてみると、ポジティブな「とても取れていると思う」(8.5%=51人)/「取れていると思う」(38.0%=228人)に対して、ネガティブな「あまり取れていない」(40.3%=242人)/「まったく取れていない」(13.2%=79人)とほぼ拮抗しているが、ネガティブな「取れていない」傾向が優勢だった。
また、これに関連して「ランチ代を会社が補助する制度」があるかどうかを聞くと、「いいえ」が77.2%。そして、「会社からランチ代が補助される場合に食べたいランチ」については、46.0%が「栄養バランスがとれて健康的なランチ」と答えた。
この調査では「会社がランチ代を補助することで、健康的な食事を取ろうとする人が増えるかもしれない」と見ている。
調査を受けて、エデンレッドジャパンの代表取締役のマリック・ルマー氏は、
「ランチ代を会社が補助する場合に食べたいランチ第1位が『栄養バランスがとれて健康的なランチ(46.0%)』という結果にも関わらず、半数以上が健康時なランチを取れていないのが実情です。また、ランチを欠食する理由では、20代の約5割が『食費節約のため』という結果に。この結果が示すとおり、健康的な食事への関心がありながらも、経済的な理由で食事を節約せざるを得ない厳しい状況が見て取れます。
このことから、食事に関する補助は『あって嬉しい福利厚生』ではなく『必要な福利厚生』へと存在意義が変化しているのではないでしょうか。また、仕事のあり方やライフスタイルが大きく変わる中で、企業が社会の流れを汲み取り、従業員に寄り添うことは、求職者や従業員から見た企業価値を向上させていくうえでも重要なことだと考えます」
とコメントしている。
なお、調査は2021年12月21日~22日、全国の20~50代ビジネスパーソン男女600人を対象に、ウェブアンケート方式で実施した。