米国の早期金融引き締め観測で株安に長期金利の上昇... 引き続き懸念材料に(1月17日~21日)【株と為替 今週のねらい目】

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   米国の早期の金融引き締め観測に、米国株が下落に転じるとともに長期金利が急上昇。ドル円相場も下落した。引き続き、米国の金融政策のゆくえには注目。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大も、景気回復の足を引っ張りそうだ。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 米国の早期の金融引き締め観測に株安、ドル売り......
    米国の早期の金融引き締め観測に株安、ドル売り......
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東京株式市場 日銀の金融政策決定会合に注目

日経平均株価予想レンジ:2万7500円~2万8500円

2022年1月14日(金) 終値 2万8124円28銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、もみ合いか。

   前週の日経平均株価は2週連続で大幅続落し、一時2万8000円を割り込んだ。米国の早期の金融引き締め観測に米国株が下落。米国の長期金利が一時1.8%台に上昇したことも嫌気された。また、日本銀行が2%のインフレ目標を達成前に利上げを開始できるかを議論している、との観測報道が出たことも売り材料となった。

   今週の日経平均株価は、上値が重いなか、もみ合いとなりそうだ。引き続き、米国の早期の金融引き締め観測が懸念材料だが、日経平均株価は2万8000円割れの水準では、値ごろ感からの買いも入っている。

   25~26日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、米国の金融政策関連の報道に、神経質な動きが続きそうだ。一方で、日銀の利上げ観測記事が出たことで、17日からの金融政策決定会合にも注目が集まっている。政策変更の可能性はないと予想されるが、どのような議論が行われるのかが焦点となりそうだ。

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