できるだけ早く、タイミングよく伝えたい
特に活用いただきたいのが、「I」の視点から伝える=Iメッセージの活用です。たとえば、仕事で頑張っている社員をみたときにYOUメッセージなら、
「すごいね! いつも頑張っているね」
となります。
本人は褒められているので悪い気はしませんが、まだまだと思っていた場合は、うまく受け止めにくい傾向があります。
これをIメッセージで伝えると
「頑張っている姿を見て、私も頑張らなきゃと刺激を受けたよ」
伝えた人の実際に感じた事実を伝えているので、受け取った人がYOUメッセージのように否定しづらく、肯定的に受け取れるはずです。
さらにいえば、伝えるならできるだけ早く、タイミングよく伝えたいもの。数週間経過してから伝えても興ざめしてしまう可能性があります。リモートワークなどで伝えるタイミングが難しい場合がありますが、それでも何とか早めに時間をとって伝えていきましょう。
(西野一輝)