ビジネスに損得勘定はあって当たり前 「あざとかわいい」は仕事では重要です!(高城幸司)

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

身内のように喜ぶ

   「挑戦」を「チャレンジ」に置き換えないで返すことで、「そうそう」と肯定的な言葉が繰り返されます。合わせて「楽しい」「悲しい」といった感情もバックトラッキングしてみましょう。感情は、特に相手の無意識に影響を与え「わかってくれているな」と信頼感を生み出すことができます。

お客様「コロナ禍にも関わらず、通期の予算をクリアしたのですよ」
あなた「予算クリアしたのですね。私もうれしいです」

   「おめでとうございます」と他人事としてお祝いするのではなく、身内のように喜ぶ。さらに言えば、相手の表情をみて、それに合わせた表情をしてみせると効果は抜群です。加えるなら「それで」「それから」「どうなったの?」「どうだった?」という言葉を添えて、会話を掘り下げてみましょう。

   この会話に続いて、

あなた:「予算クリアができた最大の要因は何ですか?」

と......。

   このように「促す言葉」を添えて、相手との会話がさらに広がるあざとさを備えていくと、いい関係構築ができるはずです。

(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
姉妹サイト