テレビ番組の影響ですか? 「あざとい」という言葉を耳にすることが増えている気がします。
ちなみに、「あざとい」とはどういう意味か――。やり方があくどい様子や、ずる賢くたちの悪い様子を表現する意味で使われます。
仕事では「あざとい」と思われてもいい?
以前はネガティブな意味で使われることが多かった「あざとい」ですが、最近では「あざとかわいい」など言われることも。あざといのにかわいいと感じることから、憧れの女性像として人気があるようです。困っている人に手を貸すなどの優しい自分を演出しながらも、じつは好きな人からの評価を高めたいと思っているなど、損得勘定で判断する計算高い人というイメージでしょうか。
しかし、これは仕事上でも重要なことのような気がします。仕事上重要と思えるキーマンと接するときには好かれるように振る舞う。あるいは誰がキーマンなのか、巧みに探し出す努力を惜しまない姿勢は重要なことだと思います。
仕事では「あざとい」と思われてもいいのではないでしょうか? あざとく、自分が好かれるためにどのように振る舞うか考えて、やってみていただきたいたいと思います。
一番、手軽なのはコミュニケーションかもしれません。あざとく、相手のよく使う言葉を自分もつかってみる。バックトラッキングと呼ばれる手法で相手の言ったことを返すことを指します。
相手の話をちゃんと聞いていることを示すことと、相手に自分が発した言葉を再認識してもらうことにつながります。
お客様「仕事では挑戦することを大事にしたいと考えています」
あなた「仕事で挑戦することは大事ですよね」