「読んでためになるビジネス書」独自ランキング!埋もれた良書に注目を【尾藤克之のオススメ】

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   2019年の4月から、「尾藤克之のオススメ 読んでためになるビジネス本」の連載を開始しました。

   書籍紹介自体は他のサイトを含めると10年近くおこなっていますが、今回はじめて、会社ウォッチで2021年に取り上げたものを対象として、独自の書籍ランキングをつくりました。

   「世の中に埋もれている優れた本を発掘すること」を目的としているので、ベストセラー本、著名人でなくても紹介しています。掲載基準としては「世に問いたいテーマが明確であること」を重視しています。

   それではさっそく、私のコメントと記事の一部も取り上げつつ、カウントアップ(1位→10位)で紹介していきましょう。

  • 良書を探そう!読もう!
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「オシリ」トラブルの話には驚いた!

1位.「遊びの神話」(一条真也 著)東急エージェンシー出版事業部
   この本を最初に読んだのは学生時代だった。そんな過去の記憶だが、最近、バブル時代のダンスがリバイバルされるなどスポットを浴びている。バブルとはどんな時代だったのか、その真実は残されている。バブルを知りたい人にとっては役立つ本。

▼こんな記事でした(一部)
咲くだけで実をつけなかった「バブル」の本質を理解したいアナタへ!

   当時、私は学生でしたが、銀行に就職したOBに「賞与が立つ」という話をされたことがあります。これは「賞与が現金支給されるので、封筒が立つ」という意味です。大手不動産会社A社の入社案内の表紙は、パルテノン宮殿でした。ページをめくると「100億円を動かす男」として新入社員が紹介されていました(仕事は土地転がしですが)。

2位.「オシリを洗うのはやめなさい」(佐々木みのり 著)あさ出版
   最新の「ガン統計(2018年)」によれば、がん罹患数1位は大腸がん。しかし、痔と大腸がんの症状はわかりにくい。「痔だと思っていたらもっと深刻な病気だった」「痔で出血が止まらず貧血に」など、多くの症例などが紹介されている。心配な方は読んでおきたい。

▼こんな記事でした(一部)
女性肛門科医が警鐘! いま増えているオシリのトラブル

   医学書にもない肛門トラブルが増加しています。「日本人の3人に1人は痔(じ)である」といわれています。痔ゆえに「温水洗浄便座」で洗うようになったという人も少なくありません。
   しかし、洗うとかえって、痔が悪化する危険性があることをご存知ですか?

3位.「行動が結果を変える ハック大学式最強の仕事術」(ハック大学 ぺそ著)ソシム
   仕事術をうたう本は数多いが、マインド、スキル、ナレッジを正しく理解している本は少ない。難解な説明になりがちな仕事術も図解を使うことで分かりやすく解説されている。就活生や新入社員に読んでもらいたい本。仕事とはなんぞや、が正しく理解できる。

▼こんな記事でした(一部)
あなたには肉や野菜のように価格がつけられている!

   あなたは、自分の市場価値を考えたことがありますか――。
   ここに、YouTubeチャンネルを通じて、「仕事術」「キャリア戦略」「日々の生活の質向上」「マネーリテラシー向上」など、ビジネスマンに役立つ知見や情報を発信しているある会社員がいます。YouTubeチャンネル登録者数は約20万人。企業に根強く残る古びた文化や慣習に対して新しい切り口で解説しているのです。

3位.「毒舌娘の人生は毒だらけ」(comorava 著)清流出版
   世の中にはびこる勘違い上司、勘違い彼氏。彼らに読ませたい一冊。登場する毒舌娘の一言は強烈でまさに「言い得て妙」。さらに著者は女性ではなく男性。そうか、男性目線だからこのようなエピソードが描けるのだと納得した一冊。

▼こんな記事でした(一部)
ダメな上司や夫に読ませたい究極の名言集! 人生訓にいかが?

   他人と関わる日常生活の中で「モヤモヤする」という人は多いと思います。その理由についてもイマイチわからないことはありませんか。それらの悩みのいくつかの「正体」を明らかにしてみましょう。スッキリできる内容に仕上がっています。対人関係の悩みのヒントがここに見つかります。
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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