2021年のIPO活況! 14年ぶりの100社超え AIやDX関連などテック企業がけん引

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IPO社長の平均年齢は50.3歳と若い

   調査では、IPO企業が設立から上場までの期間を聞いている。2021年に上場した企業の設立から上場までの期間は「18.8年」で、10年前(2011年)の「21.9年」と比べて3.1年短縮した。

   帝国データバンクはその原因を、「設立から事業化・商品化までの期間が比較的短いIT関連企業の割合が大きくなった一方、ある程度の時間を要する製造業の割合が小さくなったことがある」と指摘する。

   また、2021年にIPOを果たした企業の社長の平均年齢は50.3歳と、前年から1.4歳若返った。年代別にみると、「50代」が最も多く全体の42.4%を占めた。

   IPO企業の社長の平均年齢は、上昇傾向にある全国の社長平均年齢を10歳近く下回る傾向が続いている。

   なお、調査は帝国データバンクの企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)などを用いて2021年の国内IPO市場の動向を集計、分析した。12月29日の発表。

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