「専業主夫もいま数えただけでも12人いますよ」
この投稿には「私も海外に単身赴任しましたよ」「今や、夫が主夫として妻に付いてくるのは当たり前の時代です」と、経験者を中心に応援エールの声が多かった。
「子どもが生まれてから、夫も私も海外出張や海外赴任経験しています」「私の周りでは、妻が単身赴任や海外赴任なんてありふれた話です。専業主夫もいま数えただけでも12人います」「私自身がそういう親に育てられたし、両親を誇りに思っています」「男はよくて女はダメって、しかも自分の時は辞めてついてこいだ? ふざけんなって話ですね」
「私の周囲で、奥さんが海外単身赴任は多いです。ご主人は協力的で、年単位で子どもたちを順番に育て、最初の年はご主人が育てたり、2年目から奥さんが子を帯同したりと、工夫しています」
「海外赴任先でも奥様の赴任に付いてきているご主人は何人かいました。お子さんがいて、ご主人が家事育児をしながら在宅ワークなど。もしくはセミリタイア生活。日本人だけでなく、ほかの国からもそういったご夫婦、ご家族がいました」
また、60歳近いと思われる女性は、投稿者の夫のためにも海外で飛躍するチャンスになるかもしれない、とこんなアドバイスする。
「私も30半ばで海外赴任をした者です。既に還暦ですから、当時は両親も、義両親も、ええっ!という反応でした。しかし、夫とは結婚当時からそういうことがあり得ると話し合っていたので、外野の反応は気にもしませんでした」「(しかし、)何が起きるか分からない。で、離婚届をいつでも出せるように準備しました。結局出さずに6年後に無事戻りました。50歳になって、2人とも以前の私の赴任先でよいポストが見つかり、2人で海外に移動しました」
「人生最大のチャンスなのに」と、投稿者の夫の背中を押す声もあった。
「素晴らしい配偶者と赴任先に帯同し、自分の経験値を増す、またとないチャンスを逃すなんて、とてももったいない。現地の大学に通うのもアリだと思う。旦那様に言いたい。『専業主夫でもよい』と言ってくれるパートナーなんていないよ」
このほかには、「離婚してスッキリした形で海外赴任しては」という意見も少なくなかった。